シアリスはED治療薬のひとつですが、その特徴としては他のED治療薬が短時間のうちに発現するものであるのに対してシアリスは長時間作用します。
また他のED治療薬と比べて食事の影響を受けにくいともされます。

基本的にED治療薬では空腹時の服用が最大の効き目を発揮すると言われており、食事をするにしても腹7分目程度に抑えた上で2時間から3時間程度の時間を空けないと効き目が半減するとされます。
また食後でも脂質の多い食事では吸収する能力が低下するためまったく効き目がでない場合があります。
一方でシアリスはというと高脂肪食を摂取したあとに服用しても効き目に違いはないとされます。
そもそもシアリスは最大36時間まで持続するものであり、効き目は長時間タイプです。
このため他のED治療薬みたいに性行為の1時間前に服用しなければならないといったこともありませんし、持続時間が5時間から6時間と短いものと異なり、その日のうちに性行為を行う可能性があれば、予め服用しておくことで勃起しやすい状態にすることができます。
このためデート前の食事からでも十分にその効き目を得ることができます。

ただ食事の影響を受けにくいシアリスですが、やはり脂質の取りすぎになると吸収率は低下します。
このため吸収を行うタイミングでは食事は脂質の少ないものの方が良いとされます。
また食べ過ぎは禁物で、800カロリー程度の食事にすることが推奨されています。
800カロリーというのはカレーライスが1皿、牛丼では並盛1杯、ビッグマック1個とSサイズの飲み物、またスパゲッティミートソース1皿、うどんと稲荷寿司2個程度、クラブハウスサンドイッチ1皿などです。
なお、悪影響を受けるのは腸管から体内に吸収されるタイミングであり、食前に服用していれば、これらの食事の影響は最小限になります。

服用タイミングは食前でも食後でも構いませんから、長時間作用するシアリスを使う場合には性行為の可能性がある時は、あらかじめ服用しておいた方が効き目が切れるといったこともなく最大限のパフォーマンスを得ることができます。

シアリスとアルコールの併用は?

シアリスは、ED治療薬の中ではもっとも食事の影響を受けにくいED治療薬です。
そもそもED治療薬で食事の影響を受ける理由としては腸管からの成分の吸収率が悪くなるためですから、実際のところ体内に成分が行き渡ればそれほど大きな問題にはなりません。
一方で注意しなければならないのがアルコールの存在です。
ED治療薬に限らず薬とアルコールを同時に服用すると悪影響が出るものが多く、実のところシアリスもそのアルコールの影響が懸念される薬になります。

アルコールと薬の併用によって起こるリスクとしては、効き目が薄れるかまたは強く出過ぎることがあります。
効き目が薄いとせっかくシアリスの成分が体内にあっても勃起を促すことができませんし、かえって強く出過ぎると勃起が収まらないというリスクがあります。
特にシアリスは長時間作用するため勃起が収まらないといった状態は注意が必要です。
またシアリスの拡張作用でアルコールが回りやすくなるといったこともありいつもは大丈夫な飲酒量でも泥酔することもあります。

ただ一方でアルコールには少量であればリラックスさせることができます。
そもそも勃起においてはリラックスしている状態であると起こりやすいとされます。
緊張状態や興奮状態を鎮めるといった意味では少量のアルコールであれば相乗して良い効き目を得られる場合があります。
いずれにしてもED治療薬を服用するさいには過度な飲酒は避ける方が無難です。

また食事との取り合わせで相性が悪いのがグレープフルーツで、グレープフルーツを食べると含まれるフラノクマリンがシアリスの成分を体外に排出することを邪魔します。
このため体内に残留しやすくなるため注意が必要です。